アメリカからの帰国時、国際配送の会社選択は非常に悩みました。会社派遣の駐在さんは引っ越し料金が全額補填されるようですが、単独渡米である海外研究留学は違います。忙しく金銭の負担も考慮すべき研究留学の帰国では安いサービスを手間なく利用することが重要ですね。
海凪の帰国時に比較検討してベストだと考えて利用したのがYAMATO TRANSPORT USAの国際宅急便サービスでした。
この記事ではアメリカからの帰国時にYAMATO TRANSPORT USAを実際に利用した海凪が2023年最新の料金体系を有力他社(日通・UPS・USPS・Fedex)と比較してその優位性と実際のYAMATOの利用方法について詳しく解説します。
※配送料はインフレの影響をかなり受けます。最新の価格は最新の公式ウェブサイトや問い合わせで確認してください!
ヤマトUSAとは:アメリカから日本への便利な運送サービス
YAMATO TRANSPORT USAの成り立ちとサービス内容
YAMATO TRANSPORT USAはヤマト運輸の海外拠点として1980年に設立。アメリカから日本への宅急便や引越しサービスを提供しています。近年ではアメリカと台湾間の輸送サービスやメキシコ-アメリカ間の輸送、ECコマース(輸入販売業)の支援なども行なっているようです。
アメリカから日本への搬送
YAMATO TRANSPORT USAは小包一つから一複数人の引越しまで幅広く対応しています。どのサービスを利用するかについてはアメリカから日本に運ぶ荷物の量や種類(家具の有無)によって考える必要があります。
日本では説明不要の超大手物流会社ですね!
ヤマトUSAのサービス概要:2つの運送タイプ
企業向けや商業サービスも提供しているYAMATO TRANSPORT USAですが、この記事では海外からの帰国時に利用できる個人の輸送サービス、1. 国際宅急便と2. 海外引越しサービスについてご紹介します。
1. 国際宅急便
少量の荷物ではこちらを使用します。海凪はほとんどの家具・家電は現地調達したもので、中古や格安のものがほとんどでした。家具・家電のほとんどは譲渡・売却・廃棄で処分したため荷物量は少なく、海凪は国際宅急便のみを使用しました。
この記事の後半で実際に利用した経験を元に利用方法や注意点について詳しく解説していきます。
2. 海外引越しサービス(Sea・Air)
一定量以上の荷物では海外引越しサービスを使用する方が効率が良いです。経路によって2つのプランに分かれ、海路はSea(安いが時間がかかる)、空路はAir(高いが速い)というサービス名になります。
海凪は帰国時は家族が先行して帰国、その数カ月後に単身で帰国しましたし、日本に家具や日用品以外の品物は残しておきました。そのため搬送する必要のあった荷物は合計でも7箱、それを3回に分けて搬送しましたので引越しサービスはもとより選択肢にはありませんでした。
三つのサービスの損益分岐点
海外引越しの最安は単身プランairのミニマム(クロネコボックス大5個:46cm x 66cm x 33cm x5個 ≒0.501m3, 最大125kgまで)で、海凪の地域では$1473です(2023年5月16日現在)。それ以上の量になるとスモール→レギュラー→エクストラとコースが変わっていき、単位量あたりの料金は割安になっていきます。そして荷物量当たりの価格はair(航空便)よりもsea(船便)がより割安に変化します。
一方の宅急便サービスでは5箱を海凪が使用したダンボール(20インチx20インチx15インチ≒0.492m3で利用すると$1121の計算になりました。これをm3単位で比較すると(単身プランair/ミニマム) vs $2278(国際宅急便)となりがずっとお得です。
これが倍量になると海外引越しairスモールコースで$1473/1.002 = $2374となりこれでも(ダンボールの購入費を入れても)わずかに国際宅急便が有利です。レギュラーでも$3452/1.5003 = $2301、エクストラで$3952/2.004 = $1972でようやく宅急便のコストを下回りました。つまり、大20箱相当(=2m3)の荷物であれば同じ航空便でも引越しサービスを利用することで資材の提供もあり薦められるサービスということになります。
ちなみに引越しseaでは配達に時間がかかる(航空便2週間に対して船便3ヶ月)分もう少し割安になりますのでスモールコースより多い配達量で割安になります。
以下の表で料金変化を一覧できます。国際宅急便より割安になる場合は青、割高になる場合は赤で示しています。
注意しなければいけないのは船便は到着に2-3ヶ月かかるという点です(航空便は1-2週間程度)。身の回りのものは機内持ち込みするとしても、到着までにそれくらい時間がかかることは留意する必要があります。
海外引越しサービスは未経験ですのでここからは海凪の使用した国際宅急便について解説していきます!
ヤマトUSAの国際宅急便の料金体系
重さとサイズによる料金の計算方法
YAMATO TRANSPORT USAの運送料金は、荷物の重さとサイズに基づいて計算され、明確でわかりやすい料金体系を持っています。
サイズにあった大きさの段ボールを送ることが大原則ですが、引越しの場合は複数個送る事になるので最大サイズにする方がコストパフォーマンスは良くなります。
サイズ | 3辺の長さ | 重量 | 通常料金 |
---|---|---|---|
60 | 60cm (23.6inch) まで | 2kg (4.4lb) まで | $58 |
80 | 80cm (31.5inch) まで | 5kg (11lb) まで | $85 |
100 | 100cm (39.4inch) まで | 10kg (22lb)まで | $110 |
120 | 120cm (47.2 inch) まで | 15kg (33lb) まで | $138 |
140 | 140cm (55.1 inch) まで | 20kg (44lb) まで | $170 |
160 | 160cm (63 inch) まで | 25kg (55lb) まで | $190 |
追加料金がかかるケース
YAMATO TRANSPORT USAはでは、特定の条件下で追加料金が発生する場合があります。UPS経由の荷物持ち込みサービスと国際宅急便別送品のコストが利用する人が多い有料サービスです。
YAMATOの支店がある都市は日本人が多い地域に限られます。そのため遠方に居住している方は荷物の持ち込みは現実的ではありません。その場合は提携している全米のUPSに持ち込むことで利用することができます。これは非常に便利な仕組みで海凪も利用して楽に配送することができましたが、輸送のための追加料金がかかることがネックです(1個目$15、2個目以降$10/個)。
国際宅急便別送品は免税特権が得られるメリットがありますが手数料として荷物1個あたり$10の負担が発生します。補償金額とリンクする問題ですので一定程度高額の品を引っ越しのタイミングで輸送する場合には別送品として輸送するのは良い選択肢です。
どの配送サービスを利用すべき? ~別送品とは~
YAMATO TRANSPORT USAでは国際宅急便にも4つのコースがあります。
基本的には上記のようにサイズに応じた選択をすれば良いだけですが、1と3は何が違うのか一見するとわかりません。
公式サイトによると国内の他人に送るのが1、帰国にともなって自分宛に送るのが3ということでした。しかし帰国の人は全て3を使わなければいけないかというと必ずしもそうではありません。
国際宅急便別送品のメリット:荷物の免税と補償の両立!
料金を比較すると別送品の方が1箱あたり$10のコストが余計にかかります。そのため表面上は通常の国際宅急便の方がお得に見えます。さらにもう一つのデメリットは帰国時の空港を出るときに免税の手続きが必要なことです。申告書の記入・提出が必要であることは頭に入れておく必要があります。
しかし別送品にはそれを超えた大きなメリットがあります。荷物の価値が一定を超えると輸入関税がかかるのですが、別送品は免税になります。送る荷物に一定の金銭的価値があり、補償と免税をしっかり受けたい場合には別送品がおすすめです。
国際宅急便「ギフト」のメリット:中古/低価格品の輸送はこちらがおすすめ!
一方で通常の国際宅急便である「ギフト」は発送時の手続きは必要ですが免税申告は不要で、荷物の申告価値が免税範囲内であれば追加のコストもかかりません。
逆にいうと荷物の申告価値が一定を超えると関税がかかってしまい却ってコストがかかりますし、それを嫌って小さめの金額を価値として入力すると実際の荷物の価値と比較して補償が十分に受けられないことがデメリットです。
以上の条件を踏まえて新品や単価の高い品物は別送品、客観的には価値は高くないがよく使う中古の衣類などはギフト扱いで発送することがおすすめです。個々の荷物で判断・使い分けする必要があるでしょう。
海凪の場合はそれほど高価なものはなく、低価格のものも価値を持つ新品よりも中古品が圧倒的に多かったため補償よりもコストを優先してギフト発送を選択しました。
他社との料金比較:ヤマトUSAを選ぶ理由
主要な競合他社との料金比較表
YAMATO TRANSPORT USAと主要な競合他社との運送料金を比較します。この項目を確認することでいかにヤマトUSAが優れたコストパフォーマンスを示しているかわかります。
それぞれ独自の料金体系を持っていますのでわかりやすい比較のために同一地域(ボストン)での配送料を単位あたりで計算しみようとしましたが、あまりに料金体系が違いすぎて比較困難です。
試しにYAMATO USAで海凪が送った20x20x15inchの段ボール1箱が25lbsちょうどの重量であった場合、持ち込みでボストンから東京に輸送した場合の料金を想定して各単位あたりで比較しました。
航空便と船便を選択できないサービスもありますので配達日数も参考として載せます。
単位あたりの配送料と配達日数を考えればYAMATOはベストの選択肢の一つです。到着日数を気にしないのであれば日通の船便が最安ですね。
この表での最速はFedexですが明らかに割高です(UPSに同じくらいの速さでもっと割安なオプションがありますが)、何れにせよアメリカ国内の運送会社は日系の会社よりも割高です。
もちろん荷物量や航空便/船便、引越しのパッケージによってどこがお得であるかは変わりますが、ベースの情報として考えていただければ幸いです。
ヤマトUSAの最大の強みは完全日本語対応
YAMATO TRANSPORT USAは割安・割早なサービスを提供しつつ、日系サービスという強みを生かした申し込みからアフターケアまでの完全日本語対応が非常にありがたいです。
特に国際間の郵便は事細かに品物を記載しなければなりませんが、これを全て英語で行うのはとても大変です。使い慣れない単語を一つ一つ調べる必要がありますが、単語と品物が一対一対応してくれないことも多く、化学物質の英語など、品物が増えれば増えるほど煩雑になります。
YAMATO TRANSPORT USAでは入力欄は全て日本語で検索→選択が可能なので入力が非常にスムーズです。
また荷物の持ち込みをYAMATOの支店で直接行う場合には送り状の印刷も必要ありません(荷物の番号を段ボールに直接書く必要あり)。UPSを介して荷物を送付する場合にはUPS用のラベル印刷が荷物1つにつき1枚必要です。
ヤマトUSAの利用方法:申し込みから送付までの実際
YAMATO TRANSPORT USAはのウェブサイトから簡単に申し込みができ、荷物の送付手続きを完全日本語対応でスムーズに行うことができます。手順は簡単に表現するなら公式サイトの案内(上画像)のようにすれば良い、というだけなのですが実際のところこれだけではわかりにくいので以下で解説していきます。
1. 荷物の整理&大まかな必要発送数の見積り
まずはざっくり必要な荷物の送料と段ボールで何個分になるかを見積もります。この大体の荷物量がわからないとどのコースで配送をお願いすべきかがわかりません。家族分を一度に大量発送する場合には引越しサービスによる見積もりをお願いするのがいいでしょう。
一人暮らしや家族が先行して帰国するため分散して発送する方はご自身で荷物量をざっと見積もるだけで十分でしょう。
荷物量によってどのコースがお得になるかは本記事内の「三つのサービスの損益分岐点」からご参照ください。
2. 必要な資材を用意する
当然ですが荷物を発送するには段ボールと閉じるためのテープが必要になります。引っ越しサービスであれば料金・サービスに段ボールなどの梱包材が含まれていますが、宅急便では自分で用意する必要があります。
またアメリカ発の宅急便では日本にはない注意点もあります。
この記事の情報をざっと見ていただければ概要はばっちりです!
おすすめダンボール
金銭的に効率の良い配送をするためにはダンボールのサイズに気を使う必要があります。YAMATO USAだけでなく運送会社各社はそれぞれ独自の規定サイズと重さがあり、書籍など重い荷物ばかりを詰め込むのでなければ重量がオーバーすることは考えにくく、いかに規定に近いサイズの段ボールを使用するかが同じ価格ならより多くの荷物を、同じ量の荷物ならより安い価格で配送できるかを決定します。
サイズは20x20x15インチでYAMATOの国際宅急便の最大サイズにかなり近く高効率で梱包できます。しかも段ボール自体もかなりリーズナブル(1個あたり$4程度)ですので文句なしにおすすめの段ボールです。
おすすめテープ
Packing tapeを使いましょう。TargetやAmazonで買うならScotch Heavy Duty Packaging Tape, 2 Inches x 800 Inches, Clearです。
ここで最も重要なことはDuct tapeを使わないということです。一見日本のガムテープのように見えて梱包に最適のように見えますがDuct tapeは剥がれやすいということでアメリカでは使用を禁止している運送会社が多いです。このテープでなくても良いですが、必ず「Packaging Tape」と書かれているテープを使用しましょう。
3. パッキングと平行してウェブサイトに品目を入力
日本→アメリカもそうだったのでここをご覧の読者様はご存じだと思いますが、国際宅急便は中身を一つ一つ申告しなければいけません。ここがYAMATO最大のお勧めポイントです。
アメリカの運送会社で発送する場合、品物ひとつひとつを英語で記入しなければなりません。しかしYAMATOの場合には日本語で検索→日本語のメニューから選択→個数や重量、価格を入力すれば事足り、税関での英語変換は会社の方で行ってくれる仕組みになっています。
米国の会社よりはるかに時間の節約になります!
この項に関しては画像も多数あり長くなります。飛ばしたい方は以下の記事内リンクから読みたい箇所に飛んでください。特に4.パッキングの注意点は先に一度確認しておくことをお勧めします。
まずはアカウント作成
まずはアカウントを作成してください。アカウントがあれば情報の再入力が必要ありませんので複数回送付する場合には非常に便利になります。それだけでなく一回で入力が終わらない場合や意図せずブラウザが止まってしまう場合もあるのでアカウント作成の手間を惜しまない方が賢明です。
メールアドレスとパスワードを設定するだけで簡単にアカウントは作れます。
メールアドレスとパスワードを入力し右下の「作成」をクリックすると入力したアドレスに確認メールが送信されます。
メールに添付されているURLをクリックすると…。
上記の画面の遷移してこれでアカウント作成は完了です。
国際宅急便の申し込み方法:コースの選択
公式サイトのトップページから国際宅急便>国際宅急便サービス一覧>発送手続きに進む、と進んでいくと上画像のページに進みます。自身の帰国と同時で免税を受けたい場合は「日本帰国・訪問の荷物」をクリック、それ以外の場合で商売で輸送するのでなければ「ギフト」をクリックしましょう。
サイズによってサービスを選択します。効率が良いのは「INTERNATIONAL TA-Q-BIN」の最大サイズ(三辺の合計が160cm, 25kgまで)です。
国際宅急便の申し込み方法:依頼主と届け先の入力
次にご依頼主(送付主)の名前、住所、メールアドレスを入力します。後で登録することが可能で、登録できていると上画像のように登録済み住所が表示され「この住所を使う」ボタンが表示されるのでここをクリックすると登録した住所氏名が自動入力されます。
次に届け先の入力です。これも依頼主同様登録と選択自動入力が可能です。
国際宅急便の申し込み方法:荷物のサイズと重量の入力
荷物のサイズ・重量・内容物を一つ一つ入力していきます。まずは大きさと重量の入力です。重量は範囲内であれば大体で大丈夫です。違っていても後から修正を要求されることはないので想像で入力してしまって大丈夫です。
サイズも重量も範囲内であれば数値の細かさは要求されません!
国際宅急便の申し込み方法:荷物の詳細
一品目ずつ入力必要があります(他社より楽とはいえ非常に面倒です)。左上の入力ボックスで入力します。品名だけでなく男性・女性・子供・新品・中古・使用済みなどの属性を示すキーワードでも候補が出てきます。
例えば「シャツ」と入力すると上のように様々な候補が出てきます。
どれか一つを選択してクリックすると詳細を入力するウィンドウが開きます。数量や重量、単位あたりの単価($)、素材(プルダウンメニューから選択)をなどを入力して「OK」をクリックすると一品目の入力が完了します。
荷物を詰めながら一つ一つ入力していきます。単価は基本的に自身の見積もりや感覚で決め手良いのですが単価の合計が補償金額や免税・課税の決定と金額に反映されますのでそれを踏まえた上で一定の根拠や理解・納得の上で金額を設定しましょう。
とはいえ明らかに販売できるような未開封の新品を多量にパッキングしてギフトとして送付するのは脱税の疑いをかけられるのでやめましょう。あくまで「携行品」や「ギフト」ですので常識の範疇で荷物の選定とパッキングを行なってください。
しばしば送付可能な上限が設定されていることがあります。その場合は上画像のように警告が出て入力を進めることができません。
その場合は制限内となる量の入力と実際のパッキングを行い、両者を一致させてください。
1つの段ボールに入っている全ての荷物を入力し終えたら右下の「パッケージをもう1つ追加する」をクリックしてください。再度荷物のサイズと重量を入力するページに遷移しますのでここまでの入力を繰り返してください。
そして全ての段ボールの品物を入力し終えたら右下の緑の「完了」ボタンをクリックしてください。一度警告が出て「はい」をクリックすると全ての荷物の運賃が出てチェックアウト画面に移行します。
上画像のようになり、支払い方法を入力して「チェックアウト」を記入すると支払い完了です。
ヤマトの支店が遠方になり提携しているUPSに荷物を持ち込む場合は上画像のように下の丸「UPS storeまたはUPS取扱店をクリックすると手数料が「集荷料」として加算されます。1個目が$15、2個目以降は1個あたり$10です。
クレジットカードの入力に問題がなければ注文完了のページが表示されます。リファレンス番号やトラッキング(追跡)番号も表示されますが、これは即時送付されるメールにも記載されています。メールの確認ができていればこちらの表示を保存しておく必要はありません。
UPSを利用して転送する場合はメールのみにUPS用のラベルおよび追跡番号が添付されます。
4. パッキングの注意点
荷物の入力とパッキングの前に一度下記を確認することをお勧めします。重量も段ボールのナンバリングも後になってからやろうと思うと不都合があった時に入力の訂正が大変です。
重さのバランスをとる
大きい段ボールを使用する場合、重さが超過していると追加料金を取られてしまいます。重い荷物(書籍など)はそれぞれの段ボールに分散させて重さを調節しましょう。
一番大きいサイズで1つ25kg以上の重量になると追加料金を取られてしまいます。
本や液体ばかりを詰め込むのでなければほとんどの場合大丈夫なはずですよ!
禁止物品(アメリカから日本への発送)
YAMATOの公式サイトに禁止物品が記載されています。
基本的にはどの運送会社でも輸送できない品は共通しているはずですが、会社ごとの規定も想定されるので必ず使用する会社の公式サイトで確認することをおすすめします。
蓋を閉じる前に段ボールに番号をつけて表面に記載する
YAMATOに限った話ではありませんが一様な段ボールを使った場合一度閉じてしまうと中身が確認できません。どの段ボールにどの荷物が入っているかわかるようあらかじめ番号をつけておきましょう。
手続き中はYAMATOのウェブサイト上では荷物の番号が#1、#2…と表示されますのでそれに合わせると混乱がなくわかりやすいかもしれません。
5. 支払い
支払いは原則クレジットカードによる先払いです。
支払いが終わると数分もしないうちに受付メールが登録したメールアドレスに送られます。そのメールに記載された番号がないと荷物を送付できませんので必ず確認しましょう。
また荷物の記載内容などについて確認事項がある場合は視点からメールが来る場合がありますので内容に応じた対応をしましょう。日本語でメールが来ますので安心して対応できます。
6. 支払い後に取得する番号を段ボールに記載
このようにメールで送られてきた番号をわかりやすく段ボール上部に記載します(文字が下手ですみません)。
7. 荷物の持ち込み
上記のように番号を記載した段ボールをそのままYAMATOの支店に持ち込めば後は店の方で処理してくれます。
UPSを利用する場合はそれに加えてメールに添付されて送られるUPS用のバーコード用紙を印刷し、送付する荷物に添えてUPSの支店に持ち込みます。この場合もそのバーコード用紙を読み込めば手続き完了なので追加の料金や書類を要求されることはありません。
お疲れ様でした!
ヤマトUSAの追跡システム:荷物が現在どこにあるかを確認する方法
使い方は非常に簡単で公式サイトの左下の「荷物追跡番号の検索」の記入欄に注文した時のトラッキング番号の数字を打ち込んでエンターキーを押すだけでOKです。
結果が出て今現在どの場所まで通過済みであるかを教えてくれます。
ヤマトUSAのカスタマーサービス:問題が起きたときの対応は?
ただでさえ慣れない国際間輸送ですからトラブルは起こりがちです。問い合わせも日本語対応なのでわかりやすくて安心です。
カスタマーサービスへの問い合わせ方法
ヤマトUSAのカスタマーサービスは大きく分けて問い合わせフォームと電話の2種類になります。
どちらも公式サイトの右上のリンク「お問い合わせ」をクリックするとメニューした側にお問い合わせフォームが現れるので指示に従って情報を入力して最下部の「送信」をクリックすると送信されて確認メールが入力したメールアドレスに送付されます。
ほとんどの場合は翌営業日にメールが来るはずです!
電話も可能ですが内容によっては支店に直接かける必要があったり時差を考慮する必要があるなど煩雑だと思いますのでまずは問い合わせフォームからの連絡が良いでしょう。必要時には支店の担当者と直接メールでやりとりすることも可能です。
よくある質問とその回答
YAMATO USAのサービスについてのよくある質問とその回答をまとめ、新規利用者が迷わないようサポートしています。日本語でかなり細かく回答してくれていますので疑問に思う点があればまずはここを参照してみるのが早くて効率的です。
まとめ:アメリカから日本への運送にヤマトUSAを選ぶべき理由
簡潔にまとめるとYAMATOの国際宅急便の強みは以下の3点です。
ヤマトUSAを選ぶメリットの再確認
高品質なサービス、競争力のある料金、信頼性の高い運送は、ヤマトUSAがアメリカから日本への運送サービスとして選ばれる理由です。
比較的低価格で迅速かつ正確な配送が期待できること、申請・送付・トラブル対応まで一貫して日本語対応が可能な安心感、日本企業であることの信頼感などからアメリカから日本への荷物の配送ではベストの選択肢であると海凪は考えています。
最後に:早め早めの準備を!
海凪は十分な準備時間があったにもかかわらず、なるべく生活の質を保ちたい気持ちも強く、片付け・準備が進まず結局日程ギリギリでバタバタしてしまいました。
早め早めの準備と荷物量の見積もり、資材の用意を是非おすすめします。
本記事や関連記事が情報収集し、是非タイパ・コスパ良好な帰国を実現してください!
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