留学が決まると、ビザや住居の準備に追われて、お金の手続きは後回しになりがちです。実は私も、留学前に銀行口座やクレジットカードの見直しをまったくせずに渡米しました。
- 渡米前に銀行口座やカードで何をすべきかわからない
- 日本の口座をどれだけ残せばよいか迷う
- アメリカで口座やカードをどう作るか知りたい
- 日本とアメリカの間のお金の移し方を知りたい
留学中のお金の手続きは、渡米前・渡米後・帰国前後の3つの時期に分けて順番に進めると迷いません。この記事では、時期ごとにやるべきことを手順として整理します。それぞれの詳しい方法は、関連する記事でくわしく解説しています。
私は何も見直さずに渡米してしまいました。この記事のチェックリストを使って、出発前に一つずつ確認してくださいね!
渡米前に日本でやること

渡米前は、日本の口座とクレジットカードを留学向けに整える時期です。海外に住むと、日本の手続きの中には窓口に行かないとできないものや、海外からでは手続きしにくいものがあります。出発前に済ませておきたい3つのことを紹介します。日本の口座とカードの管理については、次の記事でさらに詳しく解説しています。
残す口座を決める
保険料の引き落としなど、留学中も使う口座を見極めて残しましょう。使わない口座は、出発前に整理しておくと管理が楽になります。
銀行に海外転居の扱いを確認する
銀行によっては、海外に住む人の口座の利用やサービスに制限を設けていることがあります。出発前に取引銀行の扱いを確認し、インターネットバンキングの設定も済ませておきましょう。
クレジットカードを準備する
渡米直後はアメリカのクレジットカードを作りにくいため、日本のカードが頼りになります。カードによって海外で使ったときの手数料や付帯サービスが異なるので、事前に確認しておきましょう。
- 海外で使ったときの手数料
- 紛失・盗難時の連絡先とサポート
- 異なる国際ブランドのカードを複数枚
- 利用限度額
渡米後にアメリカでやること

渡米後は、生活の基盤としてアメリカの銀行口座を作ります。給料の受け取りや家賃の支払いなど、アメリカの口座がないと困る場面は多いためです。ここでは、渡米後にやりたい3つのことを紹介します。口座開設の具体的な流れは、次の記事でくわしく解説しています。
銀行口座を開く
アメリカの銀行口座は、給料の受け取りや家賃の支払いに欠かせません。必要な書類や口座の種類は銀行によって異なるため、事前に銀行のサイトや窓口で確認しましょう。
デビットカードを使い始める
口座を開くと、多くの場合デビットカードが発行されます。デビットカードは口座の残高からすぐに引き落とされるため、使いすぎを防ぎやすいのが特徴です。
クレジットヒストリーを作る
アメリカでは、クレジットカードの利用履歴(クレジットヒストリー)が、住居の契約などで重視されることがあります。渡米直後は履歴がないため、少しずつ履歴を積み上げていくことを意識しましょう。
日米間でお金を動かす方法

留学中は、日本の口座からアメリカの口座へお金を移す場面が何度もあります。送金の方法によって手数料や為替レートが大きく違うため、方法を選ぶだけで大きな節約になることもあります。ここでは、日米間でお金を動かすときのポイントを3つ紹介します。送金サービスの使い方は、次の記事で詳しく解説しています。
海外送金サービスを使う
銀行の海外送金は、手数料が高くなることがあります。手数料と為替レートの両方を比べて送金方法を選びましょう。
ATMの手数料に注意する
日本のカードでアメリカのATMから現金を引き出すと、手数料がかかることが一般的です。引き出す回数を減らすなど、手数料を意識した使い方をしましょう。
為替のタイミングを考える
円とドルの交換レートは日々変わります。まとまった金額を一度に送らず分けて送ると、為替の変動の影響をならせます。
留学中のお金の安全対策

海外では、オンラインバンキングやカードの不正利用、詐欺のリスクにも気をつける必要があります。トラブルが起きると、日本にいるときより解決に時間がかかることも少なくありません。ここでは、留学中にしておきたい3つの安全対策を紹介します。どれも今日から始められる基本的な対策です。
二段階認証を設定する
銀行やカードのアカウントには、二段階認証を必ず設定しましょう。認証コードを受け取る電話番号が、留学中も使えるものになっているかも確認が必要です。
フィッシング詐欺に注意する
銀行やカード会社を名乗るメールやメッセージには注意が必要です。メールのリンクからログインしないことを習慣にしましょう。
緊急時に備える
カードの紛失や盗難に備えて、カード会社の緊急連絡先を控えておくと安心です。予備のカードを別の場所に保管しておくのも有効です。
帰国前後にやること

帰国が近づいたら、アメリカの口座やカードの整理を始めましょう。帰国後に手続きしようとすると、海外からでは手続きが難しいこともあります。ここでは、帰国前後にやっておきたい3つのことを紹介します。時間に余裕を持って準備しましょう。
アメリカの口座の扱いを決める
帰国後も使うか、解約するかを決めましょう。残す場合は、帰国後も海外から利用できるかを銀行に確認しておくと安心です。
日本の口座の住所や連絡先を更新する
帰国したら、日本の銀行やカード会社に住所と連絡先の変更を届け出ましょう。
確定申告の準備をする
アメリカで収入があった場合は、翌年に確定申告が必要になることがあります。必要な書類の受け取り方法を帰国前に確認しておきましょう。
銀行口座とカードのよくある質問

最後に、留学中の銀行口座とクレジットカードについてよく寄せられる質問をまとめました。渡米前、渡米後、送金の3つに分けて回答しています。手続きを始める前の確認に活用してください。具体的な条件は銀行やカード会社によって異なるため、各社の案内も確認しましょう。
渡米前に関する疑問
まずは渡米前の疑問です。日本の口座の整理から始めましょう。
- Q日本の口座はすべて解約したほうがよいですか
- A
すべてを解約する必要はありません。保険料の引き落としなど、留学中も使う口座は残しておきましょう。銀行によって海外転居後の扱いが異なるため、事前に確認が必要です。
- Qクレジットカードは何枚持っていけばよいですか
- A
紛失や使えない場合に備えて、異なる国際ブランドのカードを複数枚持っていくと安心です。
渡米後に関する疑問
次に渡米後の疑問です。アメリカの口座は早めに作りましょう。
- Qアメリカの銀行口座はいつ作ればよいですか
- A
給料の受け取りや家賃の支払いに必要になるため、渡米後なるべく早く作るのがおすすめです。必要な書類は銀行によって異なります。
- Qアメリカのクレジットカードはすぐ作れますか
- A
渡米直後はクレジットヒストリーがないため、作りにくいことがあります。日本のカードを使いながら、少しずつ履歴を積み上げていきましょう。
送金に関する疑問
最後に送金の疑問です。手数料と為替レートを比べましょう。
- Q日本からアメリカへの送金はどの方法がよいですか
- A
銀行の海外送金と送金サービスでは、手数料や為替レートが異なります。両方を比べて、自分に合った方法を選びましょう。
- Q現金はどのくらい持っていけばよいですか
- A
アメリカではカードで支払える場面が多いですが、渡米直後のために少額の現金があると安心です。
まとめ

留学中の銀行口座とクレジットカードの手続きは、渡米前・渡米後・帰国前後の3つの時期に分けて順番に進めるのがコツです。渡米前は日本の口座とカードを整え、渡米後はアメリカの口座を作り、帰国前後は口座の扱いと届け出を済ませましょう。送金の方法を工夫したり、二段階認証を設定したりすることも大切です。
- 渡米前に残す口座と銀行の扱いを確認
- 日本のカードは国際ブランドを分けて複数枚
- 渡米後はアメリカの口座を早めに開設
- 送金は手数料と為替レートで比べる
- 帰国前に口座の扱いと確定申告を確認
お金の手続きは、早めに始めるほど留学生活が楽になります。この記事のチェックリストを使って、一つずつ準備を進めてください。

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