都市部との比較で実感したアメリカの田舎に留学するデメリット5選

アメリカ生活

「田舎」の定義はあまり厳密ではなく、どの程度の規模を田舎と呼ぶかは人それぞれです。
ここでは仮に私の在住する都市(5万以上10万以下)を田舎として、NIHのあるボストンや大都市ニューヨークで比較して5つのデメリットをピックアップしてみました!

ただ、もちろん田舎にはメリットもあります。
それに関してはこちら「都市部との比較で実感したアメリカの田舎に留学するメリット5選」をご覧ください。

1. 日本人コミュニティが小さい

このブログでは田舎田舎と連呼していますが、研究留学する場合には少なくとも外国人を受け入れる余地のある研究室に所属するわけですから日本人が一人もいないような僻地であるということはほぼ皆無のはずです。

実際私の所属する大学にも変動はありますが5-15人程度ポスドク相当の若手研究者が在籍し、臨床サイドにアテンディング(スタッフ)も含めて10-15人程度在籍しているようです。
実際私自身は「日本人の知り合いが困るほど不足している」と思ったことはありません。
しかし時々はもっと似た境遇の人がいれば…共通の趣味を持つ人がいれば…とは度々思いました。

当然現地に住んでいる日本人全員と親しくなるわけでもないので、コミュニティが大きければ大きいほど助けを得られたり、気晴らしに遊んだりしてくれる人、気の合う人が得られる可能性は高くなりますので「日本人となるべく関わりたくない」という人以外ではデメリットになるでしょう。

2. 車なしの生活は困難

電車はそもそもアメリカには多くないですが、都市部は地下鉄や空港へのシャトルバスや電車など比較的充実しています。

一転して田舎は公共交通機関はほとんど当てになりません。
私の都市でも唯一バスが大学と市の二つの運営母体で運営していて大学のバスは大学と関係ない人でも無料ですし市バスは1回1ドルと格安で利用できます。しかし大学のバスは土日祝日は休みになりますし、どちらも本数や停留所の多さは都市部と比較になりません。

買い物をバスでする、というのは住む場所がよっぽどよくない限りかなり手間と時間がかかり現実的ではありません。スクールバスはある程度頑張っているもののデイケアは送迎サービスが付いているところは限られており、受け入れも潤沢ではないのでこどもの送り迎えも車がほぼ必須です。

3. 遠距離移動が不便

アメリカの移動手段といえば車の次は飛行機です(断言)。
ここも田舎は不利に働きます。

田舎の空港は国際便など出ていないので、乗り継ぐかもしくは近くの国際飛行場まで車で移動することになります。国内便であっても行き先と本数が限られますので、ときにアメリカの主要都市に行く場合も乗り継ぎが必要になります。小〜中規模都市同士なら2回乗り継がなければいけない時もあるほどです。なので国内旅行の時も田舎はそれが足枷になります。

4. エンタメが少ない

何と言っても4大スポーツですね。特に野球(MLB)やバスケ(NBA)は日本にもファンが多いことでしょう。田舎にはメジャーチームのフランチャイズが少ないです。
私が住んでいるところにはその市はおろか、州にも…。

それ以外にも映画の上映、ライブなど各種イベント、動物園、水族館、遊園地…。
無い、もしくは規模の小さい(と言ってもアメリカサイズではありますが)もののオンパレードです。
ものによっては隣の州の主要都市まで3〜5時間かけて遠征しなければなりません。

しかし今はインターネット全盛期!NetflixやAmazon Primeがあれば怖くない!!

…若干悲しくなってきたので早めにこの項を終わります。

5. 場所によっては人種差別が明確

これは私自身の周囲では強くは実感していません。
というか気付ける英語力がないだけかもしれません。

実際比較的リベラル(非差別主義)とされている都市部でも大小様々な事件や体験談がありますので、都会と田舎というよりは地域の特性接する人たちの層の問題の方が多いかもしれません。

しかし例えば共和党 vs 民主党(いわゆるRed stateとBlue state)、人種の構成州の歴史など引っ越す前にその地域の特性を大まかに把握しておくこと無用なトラブルを避けるのに有用であると思います。

まとめ

全てのものは考えよう、住めば都です。

コミュニティが小さい→一人一人の距離が小さい

車なしの地域は生活が困難→車があれば快適

遠距離移動が不便→頻繁にいかないので節約できる

エンタメが少ない→研究や子育てに集中できる

人種差別→中に入れば田舎は朗らかな地域性も多い

など、プラスに考えることはいくらでもできます(最後は無理やりですが)。
When in Rome, Do as the Romans do!

住んでいる場所で充実した生活を送れるよう、工夫して楽しむのが一番ですね。

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