【見落としがち】渡米前に日本で準備して役に立ったこと5選

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留学準備中の方へ

かつては何の手続きをするにも電話・郵便・訪問が必要で現地でないとできない・日本でしかできない準備が沢山ありました。しかしネット社会の現在、日本でもアメリカでもやれることはあまり変わらなくなってきました。

特に一部の準備に関しては可能であれば「日本でやっておいたほうがいいこと」があります。この記事では海凪が実際に「渡米前に日本でやっておいて役に立ったこと」を5つご紹介します。留学準備中のかたは参考にしていただければ幸いです。

1. 銀行口座の作成: 渡米後に作るより生活の立ち上げが遥かにスムーズ!

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5項目の中でもダントツの重要項目は「銀行口座の作成」です。

アメリカに初めて住む、という人が銀行口座を作成するのは実は大変です。SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)や定住している住所があればそれほど大変ではないのですが、SSNの作成・獲得がそもそもどんなに早くても3週間程度かかります。現地で住居を探す方が多いのでその間銀行口座が作れないのは非常に不便です。

U.S. bankは、三菱UFJ銀行とグループ関係にあって日本にいながらアメリカの銀行口座作成が可能です。口座作成時はもちろん、渡米後のサポートも日本語対応が可能なので非常に助かります。

問題点は預金の利率が低いことです。それ以外使用には全く困りません。ほとんど全てネット及びアプリで用を済ませることが可能で、小切手の換金もアプリでスムーズでした。

海凪
海凪

海凪の留学時はUnion bankが管理していたので支店が少なくその点も大きなデメリットでしたがU.Sbankとなった今は大丈夫です!

2. アパートの契約:入国と同日にアパートに入居

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これは場所を選ぶことだと思いますが、私の大学は寮とは別に民間アパートと提携しており、渡米前にアパートの契約を結ぶことができ、しかもコロナ禍の影響もあってか入居日も指定できて渡米同日に入居できました。これは大変助かりました。

後から考えると価格や利便性など諸々の点でここにずっと住むのがベストかと言われると迷うところですが、同アパートは日本人の家族も複数居住しており生活の立ち上げにおいては全く不満はありませんでした。

その上1.銀行口座の作成で言及したように住所は生活の立ち上げに必須のパラメータですし、ホテル滞在は1日$100以上x住居が借りられるまでの日数と考えるとかなり割高なコストがかかることを思えば総合して考えてベストの選択だったと思います。

3. アメリカのクレジットカードの作成:スムーズな移行とコスト削減

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もちろん日本のクレジットカードも「VISA」「MasterCard」「AMERICAN EXPRESS」であれば全く問題なく使えます。しかしその方法は多くの問題点があります。

日本のクレジットカードの問題点
  • 為替手数料(もしくは為替スプレッド)を支払う必要がある
  • クレジットヒストリーがたまらない
  • 効率的なポイント還元を逃す

a. 為替手数料(もしくは為替スプレッド)を支払う必要がある

基本的に日本のカードは為替手数料が高いです。もちろん日本にも手数料をなるべく抑えるカードが複数存在しますのでそれを作成して持っていく、というのも有効な手段です。

しかしそれでも完全に為替にコストがかからないわけではないですし、後述のデメリットもありますのでやはりお勧めできる方法ではありません。

b. クレジットヒストリーがたまらない

日本のカードではアメリカの「クレジットヒストリー」がたまりません。

アメリカでは日本と違いクレジットカード契約者の「信用度」が可視化されます。
どのくらいの期間と金額カードを使用しているか、支払い遅れがないか、何枚カードを保有しているかなど…。

そのヒストリーによって次のアメリカのクレジットカードを作成できるかどうかが決まるのですが、上述の通り日本のカードを利用してもアメリカのヒストリーには何ら影響を与えません。

c. 効率的なポイント還元を逃す

日本のクレジットカードではほとんどの場合0.5%、限定的な条件で1〜2%が良いところです。

アメリカのクレジットカードははるかに高効率にポイントが貯まります。特にAMERICAN EXPRESS(アメックス)のカードでは、年会費無料のBlue Cash Everyday Cardでさえ食料品店で3%ネットショップで3%ガソリンスタンドで3%その他の購入でも1%の還元があるほかに最初の6ヶ月の間に$2,000使用すれば$200のキャッシュバックまでつきます。

みすみす逃すのはもったいさすぎます。

プレミオカード

他にも同様のカードがありますが、日本で作成できるアメリカのクレジットカードの1つがプレミオカードです。海凪はこれを作成し渡米しました。本場のカードに比べるとポイント還元ははるかに劣りますが、年会費もかからずaとbのメリットを享受できるので大変お勧めです。

短期での解約手続きを気にしない方はANA USAカードやJAL USAカードもオススメです。

4. 携帯電話SIMカード(期間限定)の購入:低コストで安全を確保

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通信手段の要である携帯電話の現地SIMカード契約には様々なパターンがありますが、一番安心感のあるパターンはアメリカの携帯電話+サービスを渡米前に日本で手に入れてそのサービスを継続するパターンです。

これはこれで全然良いサービスですが仲介業者を介するため若干割高です。また業者がAT&Tなどその仲介業者の取引先に限られてしまい私のような電波が弱いエリアが多い田舎で留学する者にとっては不便な印象でした。

そのため田舎に居住予定の方やある程度(1年以上)長期に滞在を予定される方は現地での携帯電話契約がおすすめです。ただその場合、一番電話が必要な渡米直後から携帯電話作成までの間が電話ができなくなってしまいます。特に何かトラブルがあった時非常に不便になってしまうでしょう。

そこで私は「旅行者用SIMカードをAmazonで買い、期限が切れる前に携帯電話会社(Verizon)を経由して契約更新して使用を継続する」という手段を使いました。この方法ですと渡米直後から現地の電話を支えるだけでなく、その後の電話番号も変わらず使い続けられるため初期に登録した電話番号を各所に連絡して変更する必要もなく楽ちんでした。問題はその継続の手続きに若干手間取ってしまったことですが…。

ただし日本で購入できるのはアメリカのいわゆる最大手の会社に限定されているのでSIMのコストパフォーマンスは必ずしもベストではありません。この辺りはコストと手間を考えてそれぞれの価値観で決定するしかありません。参考までに簡易的な比較表を載せておきます。値段とコストパフォーマンスがかなり違うことがわかります。

携帯電話プランの3社比較(簡易版)
Verizon
5GBプラン
ハナセル
2GBプラン
Tello
Value plan
ハナセル
低額プラン
Tallo
最安プラン
月額料金$27(10ヶ月後)$49$14$9.99$5
データ通信5GB2GB2GB0GB ($0.27/MB)0GB
通話制限なし制限なし制限なし$0.27/分100分
テキスト制限なし制限なし制限なし制限なし制限なし
海凪
海凪

携帯電話に関しては別記事「海外留学時の国内携帯4つの選択×現地携帯4つの選択についてわかりやすく解説!」でさらに詳しく解説していますので是非参考にしてみてください!

5. Sling boxの購入:今までありがとうございました

これは最後のおまけです。

以前から海外渡航者御用達の「Sling box」というツールが販売されており、そちらを購入して日本の住宅(要ネット環境)に設置しておくと、アプリ経由で見られるので私もこれを使用しておりました。
しかし2022年11月9日(米国時間)にこのサービスは停止されました。

そのため今からこのツールを購入は選択肢になりません。今はTVerなど他にたくさん日本のTVや映像商品を楽しめる手段がありますからそちらを使われることを強くお勧めします。

ただ自分としてはそれなりに使う場面(スポーツ中継など)がありましたので買って損したとは思っていません(若干強がり)。

まとめ:下調べは大事!!

今に限った話ではないですが、サービスはネットの普及とセキュリティ対策の向上などでどんどん様変わりしていきます。

公的な情報源は正確性が担保されている分速報性に欠けます。一方でこのブログも含め私的な情報源は速報性はありますが更新されていない古い情報や不正確な情報もあり、うまく使い分けたり見比べたりする必要があります。

海凪
海凪

今後も順次情報を公開していきますのでぜひ時々訪れて参考にしていただければ幸いです!

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