TOEFL-iBTのスコアを50点台から94点まで2年かけて獲得した医師の独学勉強法

留学検討中の方へ

大学・大学院やMPH (Master of Public Health) 留学ではほぼ必須ポスドク研究留学でもかなり重要TOEFL-iBTですが、日本人の苦手なアウトプットが含まれるため、点数を上げるのに苦労しがちです。TOEICは物量と気合で何とかなってもTOEFL-iBTではそうはいきません。

おまけにTOEFL-iBTは受験可能な地域、時間が限られており一回あたりの料金も高いので、なるべく効率良く点数を上げたいですよね。本来はマンツーマンで教えてくれる講師や講座を利用するのがベストですが、スケジュールや金銭的な問題で難しい方も多いと思います。

海凪
海凪

この記事では大学院生時代にTOEFLiBTのスコアを50点台から94点まで2年かけてほぼ独学で獲得した海凪が、実際に行っていた勉強法をご紹介します!

医師だけでなく全ての方に参考になる勉強法だと思いますので参考にしていただければ幸いです。

なお、問題集・テキストも試験対策として使用していますが、それは大前提ということでこの記事では紹介はしていません。ご興味のある方は下記の研究留学実現のためのTOEFL-iBT独学用テキスト5選を参考にしてください。

また、「まだそこまではしたくない」という方は以下記事「無料でできる役立つ英語勉強法5選」をご参照ください。

0. 積み上げ方式で考える(習慣化できなくても気にしない)

まず初めに、理想を言えばそれぞれを習慣化して毎日・2日に1回・1週間に1回など定期期的なスケジュールとして英語学習を習慣化できれば最高です。
しかしスケジュールが不定期・コントロールが難しい多くの方には難しいでしょう。
ここで大事なのは常に「積み上げ方式で考える」ことです。確かに人間は忘却曲線(Wikipedia, ※注:諸説あります)の通り、忘れる生き物です。勉強できなかった期間があると後退を感じ「せっかく勉強したのに」とやる気を無くしてしまうのは無理からぬことです。しかしそれでは「どうせ頑張っても台無しになるだけ」と気落ちしてしまいますます勉強から遠ざかってしまいます。
しかし忘却曲線をプラスに考えてみると、実は1ヶ月後でも20%程度は記憶が残っているのです。そう考えれば、少々期間が空いても無駄になったとは感じにくくなりませんか?

ではそれを踏まえた上でそれぞれの勉強法をご紹介します。

1. PodCastでひたすら聴きまくる(+シャドーイング)」

医師はそもそも忙しい上勤務時間や内容も呼び出しや当直、待機などとても不定期なのでまとまった定期的な勉強時間が取りにくいという難しさがあります。
その中で集中して勉強するということがそもそも無理ゲーです。

そこで一番手軽・短時間でできて、かつ続けられる勉強法がPodCastの視聴でした。
しかもほとんどのものが無料でバラエティも豊富なので、自分に合うものを気軽に選べるのということもあり万人にお勧めできる基本的勉強法です!

今後も投稿予定ですが、下記記事から海凪のオススメをご覧ください。

人を選びますが、ネイティブが普段通りの会話をするPodCastもたくさんありますので、実生活に近いリアルな英語を無料でたくさん視聴できるのもこの勉強法の強みの一つです。

また中にはアプリやサービスをリリースして総合的な学習ができるようなサポートをしているアプリもありますので、ご検討されてはいかがでしょうか。

声が出せる環境ならそこにシャドーイングをプラス

例えば当直中の医局がオープンになっていて他の人もいるならとっても恥ずかしいですが(笑)、当直室など、声を出せる環境であればシャドーイングをするのは直接的なスピーキング対策にもなりお勧めです。シャドーイングはテキストもあったほうが効果が出るのですが、podcastはテキストを提供していないものが大半なので必ずしもベストではありません。
しかしスマートホン一台あればできるシャドーイングは手軽さの面で群を抜いています。
少し簡単めのPodCast+シャドーイングは最強勉強法の一つです。

2. TEDictでディクテーション

ディクテーションはリスニングとライティングを兼ねた最高の勉強法の一つです。

それがなんとTEDictというアプリ一つあれば無料でいつでもどこでもいろんな主題の教材で可能になります!

これは一番めに比べると実行のハードルが若干上がりますが、その分効果は高いです。特に慣れないうちはあまりに省略されすぎる前置詞や冠詞にイライラすること必須ですが、つづけていくことで文法・リスニング・ライティング・ボキャブラリーなどの能力がほぼ同時に上昇します。毎日10分、1週間やるだけでリスニング力向上は実感できるはずです。

通常のディクテーション(筆記用具での書き取り)と違う点は
1. タイピングでの入力のためTOEFL本番のライティングの練習になる
2. 正解しないと前に進まないので慣れないと躓きがち

という点です。

特に1.はTOEFL高得点獲得を目指すにあたってタイピングの高速化は非常に重要ですので、やはりキーボードの使用を強くお勧めします。

近年のアップデートでiPadなどのペン入力に対応しましたので、それはそれでやりやすくて良い方法かもしれません。しかしその場合タイピングの練習にはなりません(当たり前)のでTOEFL対策としての強みが一つ失われてしまうことになります。

3. CNN ENGLISH EXPRESSで勉強

これは有料になってしまいますが、書店でも売っている「CNN ENGLISH EXPRESS」を不定期に購入して使用していました。
これは必ずしもこの雑誌である必要はありません。例えば競合に「ENGLISH JOURNAL」がありますが、こちらでも全然OKだと思います。

題材的には必ずしもTOEFLの内容に直結する記事ばかりではありませんが、時事に絡んだ新しい記事を使うことで内容に興味を持つことができますし、これを聞いた後で1.のPodcastでニュースを聞くことで“より聞き取れるようになった“感、つまり達成感を手軽に感じることができます。
これらがモチベーションの維持に役立ちます。

実世界で使用されている言い回しや語彙が学べることもプラスポイントです。
必ずしも毎月購入する必要はなく、一通りやりきったら次を購入するというやり方でも十分ですし、あるいは毎月購入して興味のある部分だけ勉強するのも一つのやり方だと思います。

4. 書籍(参考書ではなく読み物)で英語に触れる

これはタイトルだけでは少しわかりにくいかもしれません。
二つの意図があります。

1. モチベーションを上げる英語勉強法に関する本を読む

仕事の合間の学習となると、モチベーションの維持が困難です。特に特定の期日がない場合、どうしても緊急性のない勉強は後回しにしてしまいがちです。
また、日々勉強している時にふと、あるいは点数が伸び悩んだ時に「このやり方でいいんだろうか」と悩んでしまいがちです。そういった時に
ただ、当たり前ですがいくら勉強法の本を読んでも勉強ができるわけではありません。
しかしこれらの本には大抵「モチベーションアップの方法」「ちょっとした雑学や豆知識」、「成功体験談」も含まれていて、それが時には役立ちます。
せいぜい1-2冊で充分ですが、持っておいて損はないかと思います。
実際に海凪がどんな本を読んでいたかをここでいくつか列挙したいと思います。
比較的出版から時間が経っているものが多いので、Kindle Unlimitedで格安で読めるものも多いです。
もしかすると今後それぞれの中身をご紹介するかもしれません。

  1. TOEICテスト300点から990点へ、「7つの壁」を突破するブレイクスルー英語勉強法
  2. 留学しないで英語の頭をつくる方法
  3. 努力したぶんだけ魔法のように成果が出る英語勉強法

2. 雑学感覚で気軽に英語情報を学ぶ

どうしても英語の勉強となると身構えがちな人はまずこの勉強方法から入ってはいかがでしょうか。
これ単独では点が取れるようにはなりませんが、周辺情報や雑学的な英語の知識を仕入れることで英語そのものへの興味をもったり持続させたりすることに役立ちます。
しかも意外とこの知識が実際の試験や海外生活にも役立つのです。
ただある期日までに必ず点を取らなければならない、という人にはあまりお勧めはできません。点数を上げるのに効率的とは言えないからです。
ただそういう人でも隙間時間や勉強に疲れた時の息抜き(と言えるのか微妙ですが笑)に読むと罪悪感なく気分転換ができるのでお勧めです。
こちらも比較的出版から時間が経っているものが多いので、Kindle Unlimitedで格安で読めるものが多いです。別項でご紹介予定ですが、ここでいくつか列挙します。

  1. これを読むまで英語はあきらめないでください! 
  2. 英語のワナにはまるな! これが正しい選択だ!!
  3. 爆笑問題・パックンの読むだけで英語がわかる本

5. TOEICを時々受ける

これは万人にお勧めできる訳ではありません。
しかし自分はメリットを感じていたのでTOEFLとTOEICを並行している時期がありました。

そのメリットとは
試験を受けることでモチベーションと緊張感を保つ
ということです。

しかしTOEFLをその目的で使うのは抵抗がありました。
それはTOEFLは一回あたりの費用・時間が重く、また受験可能な日程・回数も少ない
からです。

しかし一方のTOEIC
安価、短時間、頻回の開催で受けやすい
という利点があり、しかも
TOEICの方が点が上がりやすい
という点からもモチベーションの維持につながりやすいです。

一方のTOEFLは1/2を総合的な設問であるアウトプットが占め、かつ採点基準はその分曖昧です。
満点も120点とTOEIC(990点)より少ない配点のため目に見える成果を点数で感じにくいのです。

なので海凪の場合はTOEICも同時並行することで英語に対する飽きを緩和(??)していました。

これは自分自身が大学院入学が決まってから大学院で博士号を取るまでの4年程度の長期間のスパンで物事を考えられたのでできたことです。目に見える差し迫った期限や目標がある場合にはとても薦められるものではありません。その場合は試験を受けるなら当然全てTOEFL-iBTです。

まとめ:大人の勉強は手を替え品を替え積み上げ方式で!!

学生の時の答えがある程度決まっている詰め込み式の試験とは色々な点で異なっているということです。
試験側もそうですし、私たち受験者側もそうです。
とにかく少しだけでも、どんな形でもいいので英語に触れ続ける、という原則を大事にして学習を続けてみてください。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました!!!

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