【初めてでも失敗しないアメリカガソリンスタンドの給油方法】使い方・価格・注意点を解説

USA-GAS-STATION 留学中の方へ
  • アメリカ旅行をレンタカーで楽しみたいけど不安がある
  • アメリカのガソリンスタンドのサービス内容を知りたい
  • アメリカのガソリンスタンドで役立つフレーズを覚えたい

目的に関わらずアメリカで車を運転する場合は給油のためGas Station(=ガソリンスタンド)の利用が欠かせません。しかし、利用方法が日本と違うので戸惑う人も多いです。この記事では、アメリカのガソリンスタンドの基本的な使い方について詳しく解説します

記事を読めばアメリカのガソリンスタンドで困ることなく、留学・旅行を楽しむことが可能です。一連の流れを把握し、自信を持ってガソリンスタンドを利用しましょう。

アメリカのガソリンスタンド基本情報

アメリカのガソリンスタンドの基本情報は以下のとおりです。

  • ガソリンスタンドの種類と特徴
  • 営業時間とサービス内容
  • 給油方法
  • チップの必要性と平均額

ガソリンスタンドの種類と特徴

アメリカのガソリンスタンドにはさまざまな種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分のニーズに合ったサービスを選ぶことが重要です。

具体的には以下のとおりです。

セルフサービスステーション
自分自身で給油を行うため、コストの節約が可能です。24時間営業の場合が多いです。
フルサービスステーション
日本と同様に従業員が給油や車のメンテナンスをしてくれます。今のアメリカではかなり希少になっています。
ショップ併設型ガソリンスタンド
給油だけでなく食品や飲料の購入もできます。24時間営業の場合は夜間や緊急時に利用できるため安心です。
EVステーション
電気自動車のステーションは日本よりも多いです。通常はガソリンスタンドとは別にスーパーマーケットなどの日常的に利用する施設の駐車場に併設されている場合が多いので厳密にはガソリンスタンドとは別の扱いになります。

営業時間とサービス内容

24時間営業のガソリンスタンドは多いですが、事前に営業時間を確認すると安心です。セルフサービスが主流ですが、スタッフによるフルサービスのスタンドもあります。ガソリンスタンドでは給油以外にもさまざまなサービスを利用可能です。

具体的には以下のとおりです。

  • 洗車とメンテナンス
  • コンビニエンスストアと休憩施設
  • 緊急時の対応とサポート

非常時のロードサービスの有無は、ガソリンスタンドによって異なります。ロードサービスが受けられるスタンドを、事前にリストアップしておくと安心です。

洗車とメンテナンス

アメリカ旅行では、車をキレイに保つための洗車と、車を長持ちさせるためのメンテナンスが大切です。洗車は自動洗車機を使う方法と、手洗いから選べます。多くの洗車サービスでは、ワックスがけや内装掃除などの追加オプションも豊富です。

一部のガソリンスタンドでは、基本的なメンテナンスサービスを提供しています。定期的なメンテナンスは車の故障を未然に防ぎ、故障した場合も修理費用の節約につながります。専門的な修理が必要な場合は、修理専門店への依頼が必要です。サービスを利用する際には、料金や所要時間の事前確認が重要です。

コンビニエンスストアと休憩施設

コンビニエンスストアと休憩施設では、運転の合間に必要なものを購入できます。コンビニエンスストアには食料品や飲料、日用品など、長時間のドライブに必要な物があります

その他のサービスは以下のとおりです。

  • フードコートでの食事
  • トイレや休憩スペース
  • 無料Wi-Fi
  • 携帯電話の充電ステーション

24時間営業している店舗は、夜間や休日の急なニーズにも対応可能です。自動車関連商品も取り扱っており、車のメンテナンスにも役立ちます。

緊急時の対応とサポート

アメリカのガソリンスタンドでは、緊急事態に備えたサポートが充実しています。万が一の事態に対応可能です。24時間体制の緊急時につながる電話があり、ロードアシスタンスや応急処置キットの利用も可能です。車が動かなくなった時のレッカーサービスも手配してくれます。

非常時に役立つ連絡先リストや道路事情、避難経路の情報もガソリンスタンドにあります。安全に目的地に到達するために必要です。以上のサポートを知っておくと、アメリカを車で移動する際も安心です。

給油方法

給油方法は以下のとおりです。

  • セルフサービスとフルサービス
  • ガソリンの種類と選び方

ガソリンの種類は、車のマニュアルに記載されている種類を選んでください

セルフサービスとフルサービス

アメリカのガソリンスタンドでは、セルフサービスとフルサービスの二つの給油方法があります。

具体的には以下のとおりです。

セルフサービスステーション
車をポンプの横に停め、選んだガソリンの種類に合わせてノズルを燃料タンクに差し込みます。レバーを引いて給油を開始します。支払いは、給油前にクレジットカードやデビットカードで先払いするか、給油後に店内での支払いも可能です。
フルサービスステーション
スタッフが給油から支払いまでの手順を全て行います。窓拭きやタイヤの空気圧チェックなどの追加サービスも受けられます。高齢者や障がい者にとって便利なサービスです。

セルフサービスステーションでは、さまざまな支払方法を利用可能です。一部の州ではフルサービスを義務づけています。ガソリンスタンドによっては、給油方法と支払方法が限られる場合もあるので注意が必要です。

ガソリンの種類と選び方

アメリカでガソリンを選ぶ際には、エンジンに適したガソリンを選ぶことが重要です。ガソリンにはレギュラーやミッドグレード、プレミアムがあり、それぞれオクタン価が異なります。オクタン価とは、ガソリンの品質を示す指標であり、数値が高いほど高品質なガソリンです。

自動車のエンジンには、それぞれに適したオクタン価があります。マニュアルに記載されている推奨オクタン価のガソリンを使用する必要があります。エンジンのノッキングを防ぎ、車の性能を最大限に発揮するためです。車の性能を維持するためにも、推奨オクタン価のガソリンを選んでください。

チップの必要性と平均額

アメリカのフルサービスガソリンスタンドではチップが必要です。窓を拭いたり、タイヤの空気圧をチェックしたりなどを受けた際には、チップを払う必要があります

一般的に、チップの額は2~5ドルが目安です。地域やサービスの質によって変動します。チップの渡し方は、現金で直接手渡しが一般的です。

海凪
海凪

正直面倒ですしサービスの質は日本には及びませんので洗車は別の方が良いと思います…

アメリカのガソリンスタンドの基本的な構造

アメリカのほとんどのガソリンスタンドはセルフサービスです。入口と出口が明確に分かれており、多くの場所では複数のポンプが並んでいます。

支払い方法の種類とその特徴

支払いはクレジットカードが主流で、現金の場合は先払いが一般的です。一部のスタンドではモバイルペイメントも受け付けています。

使用できる燃料の種類と選び方

ガソリンは通常、レギュラー、ミッドグレード、プレミアムの3種類があります。ディーゼル(軽油)は日本に比べると稀で、取り扱いのないスタンドも少なくありません。車の説明書に記載された燃料を選ぶことが必須です。グレードはレンタカー〜数年単位の滞在であれば一番低いグレードで何ら問題はありません。

セルフサービスのガソリンスタンドでの給油手順

人がいてもいなくてもアメリカの初めての給油は緊張するものです。アメリカの給油の手順を簡単に解説します。※随時写真追加します

海凪
海凪

初めての給油はドキドキしますね!

セルフサービスの給油手順
  1. 給油機に給油口がついている側の車体を横付けする
  2. クレジットカードを読み込む
  3. 給油ポンプ(燃料)の種類を選択
  4. 給油口に給油ポンプを挿入する
  5. トリガーを引いて必要分を給油する
  6. 給油ポンプを元の場所に戻す

1. 給油機に給油口がついている側の車体を横付けする

当たり前ですが日本と違いはありません。

2. クレジットカードを読み込む

支払いに使用するクレジットカードを読み込ませます。プリペイドカードやデビットカードもこの段階での読み込みになります。

3. 給油ポンプ(燃料)の種類を選択

ポンプには番号が振られており、スクリーンで指示に従って選択します。

4. 給油口に給油ポンプを挿入する

選択肢した番号のポンプを車の給油口に挿入します。

5. トリガーを引いて必要分を給油する

トリガーを引くと給油が始まり、カウンターの数字が動き出します。必要な分を給油できたと思ったらトリガーを戻すと給油が止まります。もしくは満タンの場合はトリガーを引き続けるといっぱいになった段階で自動的に旧友が終了します。

6. 給油ポンプを元の場所に戻す

ポンプを元に戻すと自動で給油が終了します。その時点で入れていたガソリン量に応じた料金が自動的にクレジットカードで差し引かれます。

海凪
海凪

スクリーンに出てくる英語は簡単なので指示に従っていれば迷わす給油できます!

アメリカのガソリン価格

アメリカのガソリン価格は、さまざまな要因により変動します。アメリカの場合、ガソリン価格はガロン単位で表示されており、リットル単位の表示に慣れている人は注意が必要です。ガソリン価格について詳しく解説します。

価格の構成

アメリカのガソリン価格を決定する要素はさまざまです。

具体的には以下のとおりです。

  • 世界市場での原油価格
  • 精製コスト
  • 配送コスト
  • 連邦、州、地方の税金
  • 投機による価格変動
  • 環境保護規制への準拠コスト
  • 再生可能燃料への移行コスト

世界市場での原油価格は需給バランスにより変動し、ガソリン価格に大きな影響を与えます。ガソリンスタンドの運営費用の影響も大きいです。季節によっても需給バランスは変わり、夏と冬ではガソリン価格が異なります。大規模な経済的イベントや災害の影響も、短期的に価格に反映されるので注意が必要です。

価格の地域差

アメリカでは、ガソリン価格は地域によって大きく異なります。価格の違いの要因を知っておくと、アメリカ国内での移動や、旅行の計画を立てる際に役立ちます

大きな要因は以下のとおりです。

税率の違い
州や地域によって課せられる税率に差があるため、価格差が生じます。
物流コストの影響
都市部や交通量の多い地域ではガソリンの需要が高く、価格の上昇につながります。産油地域や精製所の近くでは輸送コストが削減され、ガソリンが比較的安価です。
海凪
海凪

ガソリン節約アプリのUpsideを使用すると地域差やスタンドの料金格差がよくわかります!

給油の支払い方法と注意点

アメリカのガソリンスタンでは給油機で直接支払う方法と併設ショップで先払いする方法の二通りがあります。

海凪
海凪

ショップのカウンターでの前払いはアメリカならではの支払い方法ですね!

場所によりますが給油料金の支払い方法は複数の種類があります。以下の支払方法と注意点について詳しく解説します。

  • クレジットカード
  • デジタル決済手段
  • プリペイドカード
  • 現金

クレジットカード

アメリカでは、ガソリンスタンドでの支払いに最も普及しているのはクレジットカードです。多くの人が利用しています。クレジットカードで支払うと、カードによってはキャッシュバックやポイントを得られる点がメリットです。

セキュリティ保護のために、郵便番号の入力を求められることがあります。クレジットカードに登録されているアメリカの住所の郵便番号が、必要になる点に注意が必要です。日本のクレジットカードが海外で使用できるかの事前確認が重要です。一部のガソリンスタンドでは追加の手数料がかかることがあります。

カードリーダーの故障や不正利用防止のために、支払いができない場合もあります。店内で直接支払うことになるので、現金を持たない方は注意が必要です。

カードが読み取れない場合

カードが読み取れない場合でも向きや速さを変えて何回か試してみてください。ただ単に読み取りにくいだけの場合は少なくありません。それでもダメな場合、複数のカードを持っていれば他のカードで試していただくか、もしくはその機械が壊れている場合がありますので他の給油口に変更してください。

マイナーなカードブランドは使用できない場合があり注意です。必ずどこかに使用可能なブランドの記載があります。VISA・Master Cardはほとんどの場所で使用できますが、AMEXやDiscoverなどは使用できない場合がしばしばです。JCBはほとんど海外、特に欧米諸国では通用しません。

問題が解決しない場合は別のガソリンスタンドにするか、併設の売店の窓口で現金で支払います

デジタル決済手段

デジタル決済手段が増えている「アメリカのガソリンスタンド」。モバイル決済アプリの人気が高まっています。

主な決済手段は以下のとおりです。

  • ApplePay
  • GooglePay
  • PayPal
  • Venmo

ガソリンスタンドによっては、デジタル決済の使用に制限があります。デジタル決済に慣れていない方は事前確認が必要です。デジタル決済は、ガソリンスタンドのみならず日常生活でも役立ちます。

プリペイドカード

プリペイドカードとは、カードに金額をチャージしておくことで、事前に支払いを済ませておく支払い方法のことです。アメリカのガソリンスタンド以外にも、幅広い支払いに使用できます。クレジットカードがない方や、予算管理をしたい方におすすめです。使い過ぎ防止にも効果があります。

他のメリットは以下のとおりです。

  • 決済が速やかにできる
  • 手軽に始められる
  • 盗難や紛失のリスクを軽減する

プリペイドカードは使い切りと再チャージ可能なものがあるため、購入前に調べておく必要があります。オンラインで残高確認や利用履歴をチェックできるカードもあります。購入時に身分証明書の提示が求められる場合もあるので、注意が必要です。

現金払い

ガソリンスタンドでの現金支払いには、以下のメリットとデメリットがあります。

メリット
カード情報の漏えいの心配がないため、セキュリティ面で安全です。予算管理がしやすく、使い過ぎを防げます。一部の店舗では、現金割引が適用されるのでお得です。
デメリット
ポイントやキャッシュバックなどの特典を受けられない場合があります。現金のみを扱うガソリンスタンドでは、現金を用意する必要があるため不便です。紛失や盗難のリスク、紙幣を数える手間などがあります。

ガソリンスタンドで役立つ英会話

ガソリンスタンドで役立つ英会話として以下を解説します。

  • 基本的な英語フレーズ
  • 給油時に使える英語フレーズ
  • 緊急時に使える英語フレーズ

アメリカでのガソリンスタンド利用時には、基本的な英会話スキルがあると便利です。現地での給油やトラブル対応がスムーズになります。

基本的な英語フレーズ

万が一の事態に備えるためにも、ガソリンスタンドで使える基本的な英語フレーズは欠かせません。

具体的には以下のとおりです。

“Where is the nearest gas station?”
一番近いガソリンスタンドはどこですか?という意味です。
“Excuse me, can you assist me with the pump?”
給油機の操作方法を教えてもらうときに使います。
“Can I get a car wash here?”
洗車ができるかという意味です。
“My car is not starting can you help me?”
車が動かないときに助けを求めたいときに使います。
“Do you accept cash?”
現金で支払い可能かを聞くときに使います。

アメリカでは日常的にガソリンスタンドを利用する機会が多いです。英会話の基本的なフレーズを押さえておくと、いざというときに役立ちます

給油時に使える英語フレーズ

給油時に使える以下の英語フレーズについて詳しく解説します。

「Fill it up, please.」
ガソリンを満タンにしてくださいという意味です。
「Regular unleaded, please.」
レギュラー無鉛ガソリンを給油してもらえます。
「Could you check the oil, please?」
オイルの点検を依頼するときに使います。
「Can I have a receipt, please?」
領収書をくださいという意味です。
「I’d like to pay with credit card.」
クレジットカードで支払うときに使います。

さまざまなシチュエーションに対応できるフレーズを覚えておくと便利です。スムーズな給油のためにも、英語フレーズを覚えてコミュニケーションをとる必要があります。

緊急時に使える英語フレーズ

緊急時に使える英語フレーズは以下のとおりです。

助けを呼ぶとき
周囲に助けを求めるときは「Help! I need assistance!」です。救急車を呼ぶときは「Please call an ambulance.」です。「There’s been an accident.」と伝えれば、事故が起きたことを伝えられます。
車に関するトラブルのとき
「Is there a mechanic nearby?」で近くに修理工がいるかを尋ねられます。タイヤの空気が抜けた場合は「I have a flat tire, can you help me?」で助けを求めることが可能です。「My car won’t start.」は車が動かないという意味です。

以上のフレーズは、緊急時に必要な情報を伝え、迅速な対応を求めるために役立ちます。覚えておくことで、いざというときに落ち着いて対応できます。

まとめ

以上アメリカの給油について解説しました。

アメリカでは地域によってガソリン価格が異なり、クレジットカードでの支払いが主流となっています。チップの文化についても理解しておくべきです。英会話スキルがあると、コミュニケーションがスムーズに行えます。この記事の情報を把握しておくと、アメリカでも安心してガソリンスタンドを使えます。
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