アメリカの高いデイケアと安いデイケアは何が違う?【主な違い9選】

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海凪
海凪

日本と違いアメリカではデイケアは個別に情報収集・応募しなければなりません…

公的・民間のまとめサイトもありますが、少なくとも海凪が住んでいる地域ではあまり使い勝手が良いサイトがないのが実情です。それぞれの施設の比較には正直ほとんど役に立ちませんでした💦

それぞれのデイケアはそれぞれ独自のサイトや運営方針がありますので条件を比べるのも簡単ではありません。価格、受入れ時間帯、スケジュール、保育士の人数、教育内容、申し込みから受入れ開始までの時間、待機人数、システム、etc….こだわれば選択肢は多数ありますが、全てを詳細に検討するのは時間も手間もかかりすぎて困難です。

この記事では海凪自身が実際にこどもを通わせた2つのデイケアの体験と周囲の体験談をもとにざっくりと「高い」デイケア「安い」デイケアの特徴をまとめています。
結論から言えば「高いデイケアはその分費用をかけているので全体の質が高い」となります。

※実例の「高い」デイケア$1,300~$1,600/月「安い」デイケア$800~$1,000/月の保育料です。
これは人件費・物価の安い田舎価格ですので、都市部はこの2-3倍くらいかかります。

結論:総じて「高い」デイケアはその分コストをかけている

daycare

違いは以下の表の通りです。
相対的ではありますがイメージは掴めると思います。

「高い」デイケア「安い」デイケア
全体として細やかで管理がきっちり大雑把・おおらか
保育士数多め少なめ
食事野菜・果物が多め糖質が多め
アプリの利用更新が頻回・細かい更新が少ない/そもそも不使用
イベント頻繁少ない
設備新しい・清潔古い・煩雑
学習内容バリエーション豊か変化が(比較的)少ない
ルール厳格緩い・おおらか
セキュリティ厳しめ緩め
保護者の負担多い少ない
「高い」デイケアと「安い」デイケアの違い

以下で一つ一つ具体的に解説します。

1. 高いデイケアは保育士数が相対的に多い →ひとりひとりに時間をかけられる

結局はこの違いが大きいです。

デイケアの経営で一番大きいのは「人件費」ですので、ここに人数がかけられれば保育に手をかけられますし、その分コストも跳ね上がります。

2. 高いデイケアは食事内容が良い

実物をほとんど見ていないのであくまでデイケアと子どもの情報からの推測ですが、食事内容も違います。

高いデイケアの方が野菜や果物、タンパク質の割合が多く、安いデイケアの方が糖質が多い、一般にイメージする「アメリカっぽい」食事が多い印象です。

ただ残念ながら日本と比較した時にはアメリカの施設間の差は「どんぐりの背比べ」でしかありません😅

3. 高いデイケアはアプリを積極的に利用する

今や多くのデイケアが連絡手段としてアプリを使用しています(今までアプリがないと聞いたのは10カ所中2カ所くらいです)。
これは推測ですが、どのアプリのどの機能を使うかでもデイケアがアプリ運用会社に支払う利用料も違うと思います。高いデイケアでは教室の動画もリアルタイムで見られる機能がありました。

しかしそれより違うのがアプリの使用頻度です。
通常多くのデイケアでは食事や昼寝時間など、子どもの様子をアプリ経由で通知してくれます。
高いデイケアでは毎日おやつ2回・朝食・昼食の食事内容と大雑把な食事量、昼寝の時間まで通知してくれ、さらに1日1回程度は本人の活動を写真にして送ってくれていました。
もう1つの高いデイケアもかなり詳細に一日の様子をアプリで通知してくれるようでした。

一方の海凪の利用した安いデイケアでは日によって更新する日としない日があり、大まかな頻度は2日に1回くらいでした。
また全ての食事は通知してくれず、食事量の記載はなく、昼寝の有無は不明、写真は無し…といった感じでした。大分違いますね。

他の方が利用した安いデイケアでは
1. そもそもアプリを契約していない
2. 1年間で数回しか更新してくれない

などの場所もありました。

4. 高いデイケアはイベントが豊富

高いデイケアでは毎週のようにイベントがありました。

地元のチアのチームを招待したり、夏に週一回はwater dayと称して水遊び(追加料金あり)したり…。
デイケアロゴのTシャツを配ることもありました。

一方の安いデイケア独立記念日やハロウィンなど、特定の日にはイベントがありますが、それ以外はあまりありません。Water Dayもかなり少ない印象です。
しかし追加コストは発生しませんでした。

5. 高いデイケアは設備が比較的新しくきれい

総じて高いデイケアでは設備が新しいですし、綺麗な印象があります。
整備や清掃に人手的にも金銭的にもコストがかけられるのでしょう。
片付けもよりされている印象です。

一方の安いデイケアでは全体的に設備は古め、雑然としている印象です。

6. 高いデイケアは学習内容がきめ細やか

ここについては正直細かい部分まではわかりません。

しかしカリキュラムや学習内容のバリエーションを見ると、やはり高いデイケアの方が細かく設定されている印象を受けました。

7. 高いデイケアはルールの範囲が広くより細かい

高いデイケア私物の持ち込みが禁止でした。
無くすとトラブルになるから、というのが理由です。
それ以外でも規定の多さと細かさは明らかに高いデイケアで目立ちました。

恐らくは高いデイケアだと保護者の要求のレベルが上がるのでしょう。
なるべくトラブルを避けたい(当然ですが)という姿勢が伺えました。

一方の安いデイケアは良くも悪くもおおらかです。
もちろん施設のポリシーや規定はありますが、比較すると明らかに少ないです。

8. 高いデイケアはセキュリティがよりしっかりしている

高いデイケア毎回チェックイン/チェックアウトが必要です。
特に子どものお迎えの際には保護者は中に入れず、スタッフが子どもの出入りを管理していました。
連れ去りを警戒してのことと思います。

出入口も正面のドア1箇所のみで、ナンバーキーで管理されていました。

一方の安いデイケアは施錠はあまりされておらず、出入口も複数あります。
もちろんお迎えの時には子どもは庭園で遊んでいてその出入口にはスタッフが複数いてケアはしていますが、その分施設内は人がいなく、施錠はされていないので比較するとセキュリティが緩いことは否定できません。

9. 高いデイケアは料金以外にも保護者の負担が大きくなりがち

高いデイケアは保護者の負担も多くなりがちです。

例えばWater dayに参加する人は$80程度の追加料金が発生したり、昼寝の寝具は持参であったり、また別の高いプレスクールの話ですが保護者が持ち回りでおやつを施設に届ける必要があるところもありました。

【重要】コスト以外にデイケアを選ぶときに考慮すべきこと

必ずしも保育料に相関しない重要な要素として

  • 建物/園庭の広さ
  • 自宅までの距離
  • 送り迎えのしやすさ

があります。

場所が非都市部にあれば場所や面積にかかるコストが安くなり、相対的に保育料は下がり、園庭は広くなり、自宅までの距離は(住む場所によりますが)遠くなる傾向にあります。

アメリカの特に非都市部においては移動の時間は相対的に短くなりますが、そうはいっても移動時間のコスト、燃料代のコストは毎日のことですから無視はできません。

もちろんいいデイケアには応募が集中しやすく、waiting listは長くなりがちです。
ぜひ早めの情報収集と応募(listに載せてもらうのにも金銭がかかるところも多いですが…)を心がけてください。

また個人で応募しなければならないのは煩雑で大変ですが、メリットとしては同時に応募して最善ではないけれど早く入れる場所に通いつつ最善の場所に入れる順番を待つ、という手段が取れます。

実際に海凪も最初の数ヶ月を高いデイケア、その後を安いデイケアに利用してコストを抑えつつ待機時間が短くなるように工夫しました。
前述の背景から重複応募が多いので、数のわりに意外と早く順番が来たりします。
ベストの施設に通うことを諦める必要はありません。

まとめ:デイケアはコストで大雑把な把握をしておきましょう

個人での情報収集と応募は非常に大変です。
アメリカと日本の違いもあり、海凪自身大変苦労しました。

しかし上記のように整理されていたら探しやすかったと思い、この記事を書きました。
是非これからデイケアを探すかたは参考にしていただければ幸いです。

何かお気付きの点やご質問などあればお問い合わせフォームやSNSからお気軽にコメントください🙇‍♂️
最後までお読みいただきありがとうございました!!!

また別記事ではプレスクール (Preschool)とデイケア (Daycare) について概説しています。
ご興味があればこちらもご参照ください。

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