研究留学は得られるものがたくさんある反面、不安もつきものです。研究の失敗、新しい国での生活、言葉の壁、文化の違いなどの不安をお持ちではないでしょうか。しかし、適切な準備と知識があれば、不安は乗り越えられます。
この記事では研究留学前の不安を解消し、成功させるコツを紹介します。読み終えた後には不安をポジティブなマインドに変えて留学への心構えができるはずです。
生存者バイアスかもしれませんが、ほとんどの不安は結局なんとかなりました(笑)
研究留学前の不安と解消方法
研究留学を控えているときには、多くの不安が頭をよぎるものです。それぞれの不安に対して適切な準備と対策をすることで、留学生活をより充実したものにできます。
研究留学を控える方が主に感じる不安は以下の10個に大別できます。
- 言語の不安
- 文化の違いに対する不安
- 日常生活の不安
- 研究生活の不安
- 人間関係の不安
- 安全面の不安
- 経済面の不安
- 健康・医療面の不安
- 子育てに対する不安
- 留学後のキャリアに対する不安
10の不安の解消方法をそれぞれ解説します!
言語の不安:英語力を高めるために事前準備をする
研究留学でほとんどの人が感じるのが言語への不安です。不安を軽減するためには、研究留学前に英語力を高める準備が重要です。特にリスニングとスピーキングのスキルを高めると、基本的な日常会話に不安がなくなります。
具体的な学習方法として、以下が挙げられます。
- オンラインで言語交換パートナーを探す
- 語学学校やオンラインコースに参加する
- 留学先のニュースや番組を見る
- 英語の書籍や雑誌を読む
- 英語日記を付ける
ポイントは毎日英語に触れることです。英語で自己紹介やよくある質問への回答を練習することも大切です。現地での初対面のコミュニケーションがスムーズにできるよう準備しましょう。言語力が向上すれば、自信も自然とついてきます。
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文化の違いに対する不安:ホームシックを防ぐために心の準備をする
ホームシックは異文化に触れた際に誰にでも起こりうる自然な反応です。新しい環境に順応するための心構えがあれば、ホームシックを上手く乗り越えられます。
事前に研究留学先の文化や習慣をリサーチしておくと、現地での生活がスムーズになります。未知の文化や習慣に戸惑うことが少なくなり、カルチャーショックを和らげることができるでしょう。
研究留学が決まったらオンラインで留学先の友人を作ったり、留学先でも継続できる趣味や活動を見つけたりしましょう。研究留学生活を早くから楽しむ工夫をしておけば、ホームシックの予防につながります。
今はZoomなどで簡単に繋がれるので日本の友人とオンライン飲み会をするのも有効です!
日常生活の不安:情報を集めて知っておく
生活面の不安を解消するためには事前に情報を集めておくことが重要です。具体的には、以下の点を調べてみてください。
- 買い物の場所
- 公共交通の使い方
- 緊急時の連絡先
- レシピや現地の食材情報
- 健康保険や医療体制
- 現地の通貨や銀行口座の開設、支払い習慣
到着直後は時差ボケや疲労が出やすいです。体調管理のため、到着直後はゆっくり過ごすようにしましょう。住居は可能であれば事前に確保しておくと、早く環境に慣れやすくなります。
研究留学先のサポートセンターや国際学生課に連絡し、地元のコミュニティに参加すれば孤独感の軽減に役立ちます。生活面のナビゲーションや情報収集にはスマートフォンやアプリの活用が便利です。事前の準備と心構えがあれば、新たな生活に早く適応することができます。
海凪の留学先では”Conversation Partner”という制度があってとても助かりました!
研究生活の不安:相談できるつながりを多く作る
研究留学中は新しい研究環境に慣れ、新しい上司や同僚との関係性を構築しなければならないため不安な状態でしばらく過ごすことになります。留学前から連絡を取り合ったり同じ施設にいる日本人から予め情報を集めたりすることで環境への適応が早まり、不安を早めに解消できます。
直接の上司や同僚との関係性は研究の状況と密接に関係してしまうため、研究がうまくいっていない時にその人達とプライベートで交流してもストレスの解消にはなりにくいです。
直接的には関係のない、同じフロアの違う研究室の研究者、地域の知り合いや友人、現地の日本人など多角的な人間関係を構築できるように努めましょう。
プライベートを充実させることで辛い時でもへこたれないレジリエンスを身につけられます!
捉え方はとても大事!
研究内容に対する疑問や好奇心を大切にし、ネガティブなフィードバックや評価も成長の機会だと捉えましょう。定期的に自己評価を行い、目標達成に向けた動機付けを行うことも、研究を進める助けになります。
>> 研究留学を成功に導く参考書籍5選〜日本語で読める研究の秘訣〜
人間関係の不安:異文化交流の楽しみ方を知る
留学は異文化交流により新たな視点を獲得し、柔軟性を向上させられる絶好の機会です。研究留学中には言語の壁やカルチャーショックに直面することもあるかもしれません。しかし、異なる文化背景を持つ人々との友情や人間関係を築く戦略を練ることは、自己成長につながります。
コミュニケーションスキルを高めたい場合、ワークショップやセミナーへの参加がおすすめです。異文化間コミュニケーションに必要なスキルを学ぶなら、社交における不安を軽減できます。言語交換パートナーを見つけたり、国際交流イベントに積極的に参加したりすることも、異文化理解の助けとなります。
安全面の不安:留学する地域の治安情報を収集する
研究留学地での安全を確保するためには、事前の準備が重要です。研究留学先の治安情報や文化、法律などについて事前に情報取集しておきましょう。
緊急時に備えて現地の緊急連絡先を準備したり、安全な移動手段について調べておいたりすることも大切です。家族や友人には定期的に所在を知らせましょう。事前に緊急時の対応を決めておけば、早急なサポートを受けやすくなります。防犯グッズを携帯し、身を守るための予防策も考慮してください。
研究先の施設でしばしば行われる、リスクマネジメントや危機対応の研修にも機会があれば積極的に参加しましょう。事前に準備を整えておけば、留学地でより安全な生活が送れます。
特にアメリカは同じ都市内でもエリアによって治安が全く異なるので地域の情報が必須です!
>> 【アメリカの治安の状況を徹底解説】安全に暮らすための注意点を押さえよう!
経済面の不安:資金計画と奨学金情報を得る
経済面の不安を解消するためには、研究留学にかかる費用を計画的に準備する必要があります。初めに、留学にかかる費用の全体像を把握しましょう。具体的には、以下の費用が挙げられます。
- 生活費(住居費・食費・生活用品)
- 準備費用(書類費用・旅費・輸送費など)
- 帰国費用(帰国後の生活の準備表・旅費・輸送費など)
続いて予算計画を作成し、研究留学費用の内訳を明確にします。
支出を把握するのはもちろんですが、把握したところで何もしなければ意味がありません。節約には限界がありますので、収入についても把握して可能な限り手を尽くしましょう。
奨学金は資金調達の重要な選択肢の一つです。奨学金にも様々な種類があるため、候補とする奨学金について以下の項目について知っておく必要があります。
- 申請条件
- 支払い金額
- 支払い年数
- 使用用途
- 締め切り
- 必要書類
奨学金については本ブログの記事「【2024年最新版】日本人が海外医学研究留学するための奨学金42選を一覧で比較!」は業界最高水準の情報量ですのでぜひ参考にしてください。
現在の所属施設の上司や留学先のPIや事務員にも事前に相談し、かかるコストの目安や現地で受けられる補助や支援について必要なものは予め申請しておきましょう。相談しなければ情報も提供してくれない可能性があります。
資金計画をしっかりと立てれば、研究留学生活を安心して楽しめます!
>> 【2024年版】誰でも使えるアメリカ留学生活の節約術15選+人を選ぶ強力節約術5選!
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健康・医療に対する不安:留学前の歯科処置・保険の加入・医療機関の把握
健康・医療に関する不安は以下の三通りに分けられます。
- 医療費に対する不安
- 海外での慣れない医療システムに対する不安
- 言語の違いに対する不安
医療費に対する不安
特にアメリカでは医療費に対する不安が大きいかもしれません。しかし基本的には通常の保険(例:大学に所属していると入れる医療保険)に入っておけば必要な医療のほとんどは保険適応で受けられます。
無給の研究留学で家族同伴の場合、保険料が高額になることがあります。そんなときは、メディケアやメディケイドといった公的保険に加入するのも一つの手です。民間保険と比べてカバー範囲が狭いこともありますが、必要最低限の医療保障は確保できます。
医療保険に加入しておくことは必須です!
海外でのなれない医療システムに対する不安
国によって医療システムは大きく違います。しかしこれに対しては「予め知っておくこと」「知った上で最低限の対策をしておくこと」以外には対処方法はありません。その都度必要な情報をネットや現地の知り合いから得ていくようにしましょう。
言語の違いに対する不安
アメリカでは多言語社会なのである程度の規模になると通訳を用意しています。遠隔になることが多いですが日本語の通訳も付けられますし無料になることも多いので聞かれなかったら自分でお願いしてみるのも大切です。
ただどこにでも通訳のシステムがあるわけではありません。どうしても英語が苦手だったり、英語以外の言語の地域では自助努力にも限界があります。その場合はポケトークなどの自動翻訳機やスマホの自動翻訳などを有効活用しましょう。
>> 【2024年版】英語力を補う!研究留学のための英語補助ツール7選+α
子育てに関する不安:生きた情報を収集する
子育てに関する不安は細かく分類するとキリがありませんが、大きくは以下のように分けられるでしょうか。
- 教育に対する不安(言語含む)
- 文化・コミュニティに対する不安
- 治安に対する不安
- 食事に対する不安
教育に対する不安
海外は日本とは教育システムが異なりますが、国同士でも様々な点で異なるため、その国に特化した情報収集が必須です。ネットでもある程度の情報収集はできますが、一番心強いのは現地の日本人からの情報です。
その地域に特化した最新の情報が得られるだけでなく、日本人だからこその注意点やこだわりポイントが見えてくるのでこの情報源があるとないとでは大きく違います。
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文化・コミュニティに対する不安
それぞれの国にはそれぞれの文化がります。もちろん「郷に入っては郷に従え」の精神は留学を楽しむためには重要な視点です。しかし多様性の現代にあって文化は「従わなければならない」ものではありません。もしその文化が馴染まないものであれば距離を置き、遠くから眺めるようにして楽しめばそれで良いのです。時間を過ごしているうちに慣れてくる部分もあると思いますので焦らないことが肝心です。
治安に対する不安
治安については本記事「安全面での不安」に付け加えることはほとんどありません。
強いて言えば日本以上に安全な場所は基本的にないと思っていますので基本的には目を離さないことが重要です。とはいえ、小学校高学年以上の場合には常に一緒にいるわけにはいきません。
地域さえ間違わなければ危ない場所ばかりではありませんので予めよく話し合って行動していい場所と時間を共有しておきましょう。
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食事に対する不安
日本ほど食に恵まれた国はないと海凪は思います。安価で、安全で、栄養豊富な食品が容易に手に入る日本と違い、先進国といえど高価であったり、安くても安全面や信頼面が落ちたり、あるいは提供側に栄養の意識がなかったりと食に関しては何かの面が犠牲になることは否定できません。
とはいえ、扱い方さえ間違えなければ留学をするような国や都市で決定的に健康被害を被るような食環境にある場所は皆無ですので過度に心配する必要はありません。
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留学後のキャリアに対する不安:どんな場合でもキャリアの役に立つことを知る
医師の場合、この不安が一番大きいかもしれません。研究留学をするということは=臨床経験が途絶えるということに他なりません。また一度所属先を離れてしまうので、所属元の方針次第で二度と受け入れてもらえない可能性すらあります。
しかし心配はありません。医師の場合、基本的には引くて数多です。研究留学を経験した医師となれば希少価値はありますので道はたくさんあると考えます。
もちろんここは価値観や生き方の問題があり、今の所属先を絶対に手放したくない、また手放さなければずっといられる保証があるのであれば留学を選ぶ必要はありません。
この項目に関しては以下の本ブログ記事も役立つはずです。ぜひ参照してみてください。
>> 研究留学先を選ぶ時は何を重視すべきか?目的と価値観を炙り出す9つの質問
>> 普通の医師こそ海外医学研究留学すべき5つの理由
留学前の不安との向き合い方
以上の対策をしても留学前に不安が湧き上がってきた時には、以下の方法で不安と向き合うのがおすすめです。それぞれの方法を詳しく解説します。
- 不安を感じるのは当然だと考える
- 不安を洗い出しておく
- 留学のメリットにも目を向ける
不安を感じるのは当然だと考える
新しい環境に挑戦する時、不安を感じるのは普通の反応です。留学における言語の壁、カルチャーショック、そして生活や勉強、社交面での不安は、多くの人に共通する経験です。
不安の感情を認識し受け入れることは、留学準備の重要な一歩となります。留学の不安は自分だけではなく多くの人が経験するとの認識は大切です。不安を当然のものと考えることで、前向きに対処する準備を進められます。
不安を洗い出しておく
留学準備の第一歩は、不安をしっかりとリストアップすることです。自分が何に対して不安を感じているかを具体的に明確にすれば、それに対する解決策や対策も自然と見えてきます。
初めに、以下のカテゴリー別に不安をリストアップしましょう。
- 言語の不安
- 文化の不安
- 生活の不安
- 研究の不安
- 人間関係の不安
- 治安の不安
- 経済の不安
- 家族の不安
具体的な内容を書き出したら、留学前に解消すべきものと留学中に対処すべきものを区別します。区別がついたら、まずは留学前に解消すべきことについて計画的に準備を進めます。
不安をしっかりと洗い出し、頭の中を整理するステップは重要です。不安に対する対策や解決策を考えるための基盤を作ることで、安心して留学への一歩を踏み出せるようになります。
研究留学のメリットにより強く目を向ける
留学を決意する際には様々な不安がつきものです。しかし、留学によって得られるメリットは計り知れないほど多いことを忘れてはいけません。留学は新しい言語を習得する絶好の機会です。世界中の人々との新たなネットワークを構築し、異なる文化への理解を深めることもできます。
留学では、国際的なビジネスシーンで活躍するために欠かせないスキルが身に着けられます。独立性や自信を身に着け、自己成長する機会にもなるでしょう。留学は将来のキャリアアップにつながる経験としてのメリットもあります。
» アメリカ留学のメリット・デメリット
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» 普通の医師こそ海外医学研究留学すべき5つの理由
留学を成功させるコツ3選
留学は自己成長と価値ある経験を得る絶好の機会です。留学を成功させるためのコツを、以下に紹介します。
- 留学の目的を明確にする
- 留学中のスケジュールを立てておく
- 積極的に人と関わる
留学の目的を明確にする
留学の目的を明確にすることは、成功への第一歩です。なぜ留学をするのか、自分自身に問いかけてみましょう。以下は具体例の一部です。
- 自己成長
- キャリアアップ
- 言語スキルの向上
- 異文化経験
- 将来的に必要な専門分野での経験
- 個人的な興味や情熱の追求
- 学問的な探求
- 社会的なネットワークの拡大
長期的な目標と留学の関連を検討し、段階的なプロセスとして留学中の短期的な目標を定めましょう。目的が明確になれば、留学中に何を成し遂げるべきか、どのように時間を最大限に活用すればよいかが見えてきます。目的意識を持っていれば、充実した留学生活が送りやすくなります。
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留学中のスケジュールを立てておく
留学中のスケジュールを立てておけば、充実した留学生活を送れます。留学期間中に達成したい目標を設定し、目標を叶えるための計画を立てておきましょう。
言語能力を高めたい場合は、自習の時間を取り、現地の言葉を使う機会を増やす予定を組みます。留学後のキャリア計画と関連した活動もスケジュールに取り入れましょう。将来につながる経験を積むことが重要です。
現地の文化を深く理解したいなら、文化行事やイベントへの参加を計画に組み込むとよいでしょう。学業や余暇活動のほかに、健康や体力を維持するために運動する時間を組み入れたり、一人でリラックスする時間を確保しておくことは大切です。
余裕を持ったスケジュールを組むことで、緊急事態や予期せぬ事態が生じてもストレスを最小限に抑えられます。柔軟性を持ちながらも、明確な目標に向かって効率的に時間を過ごせるようにしましょう。
積極的に人と関わる
積極的に人と関わることは、留学生活を豊かにし、不安を軽減する助けになります。新しい友達を作ることは、言語の習得に役立ちます。現地の日本人だけでなく現地のネイティブや同じように留学に来た他国の人達やその家族と積極的にコミュニケーションを取りましょう。異文化理解が深まると、ホームシックの予防にも有効です。
大学のクラブ活動や留学生同士の交流を促すシステムも多数用意されています。そういった場所で学業や研究、生活に関する相談をすることで、不安や問題を解決する手助けが受けられます。
学校外でも積極的に人とのつながりを持つことが大切です。以下のような方法で、仲間を見つけられます。
- イベントやクラブ活動への参加
- 言語交換パートナーの募集
- 留学生向けのネットワーキングイベントへの参加
- SNSや留学生掲示板の活用
現地で積極的に人と関われば、留学生活はより豊かで楽しいものになります。留学の目標達成に向けた強力なサポートも得られるはずです。
>> 海外に留学する医師に帯同する配偶者(妻)が知っておきたい9つのこと
>> 医師の研究留学に潜む5つのリスク 〜体験談を交えて〜
まとめ:不安を可視化すれば怖いものはありません!
留学に関する不安を感じることは誰でも経験する自然なことです。大切なのは不安にしっかりと向き合い、解消するための準備と対策をすることです。
留学前の英語力向上と勉強の工夫が、不安解消に役立ちます。異文化交流に積極的に取り組めば、カルチャーショックやホームシックの防止につながります。経済面での不安を軽減するための資金計画や留学地での安全対策も大切です。
留学の目的をはっきりさせ、計画を立てることで、留学生活をより充実させられます。留学のメリットを意識すれば、不安をポジティブなエネルギーに変えられるでしょう。留学は将来的なキャリアアップにもつながる素晴らしい経験となり得ます。
研究留学を最大限に楽しみましょう!
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